広島県の瀬戸内海に浮かぶ島「大久野島」

皆さんは、日本で唯一のうさぎ島があるのをご存知ですか?

周囲4㎞程のちいさなこの島は、かつては「地図にない島」として、戦時中に旧日本軍によって、秘密裏に毒ガスが製造されていた島です。

現在は、野生のうさぎが700匹住む「ウサギの島」として生まれかわり、沢山の観光客でにぎわっています。

小学生の頃、遠足で訪れて以来行ったことがなかったこの島に、今回は息子(7歳)と娘(4歳)を連れて、家族で遊びに行きました。

「うさぎと遊びたいー!」とゆう子どもたち。

リュックに人参やキャベツなどのエサを積めて、今から出発です。
(島の売店などでうさぎのエサは売ってません。)

大久野島へは、竹原市の忠海港から15分ほどフェリーに乗って到着

島に着くと、さっそくいたるところに、うさぎ!うさぎ!うさぎ!
こどもたちのテンションもあがります。
島の散策スタートです。

散策途中には、南洋植物に彩られた芝生広場もあり、ここで持参したキャベツや人参をあげることに。

ワクワクしながらリュックからエサを取り出すと、人懐っこいうさぎがピョンピョンと集まってきます。
毛並みがふわふわしていて、元気いっぱい走り回ったり、眠そうにしていたりするうさぎに癒されます。
食べ物にも好みがあるようで「人参なんていらない、キャベツをちょうだい!」といわんばかりの勢いに圧倒されながらも、えさをほおばる姿をみるとすごく幸せな気分になります。

娘、お気に入りのうさぎに名前をつけて、「みみちゃんおなかすいてるでしょー!まってー!」と、すでにお腹いっぱいのうさぎをおいかけてます。

息子はどうかな?
以前のどこかの牧場ではポニーや羊にエサをやるのもおっかなびっくりだった息子。
可愛いうさぎちゃんならへっちゃらです。
膝の上にチョコンと乗せて、積極的にエサを与えています。
「かわいい~」と満面の笑顔に、母もにっこり!

さぁ、ここで娘のおままごとの始まり!多きな葉っぱをお皿に、小さな石ころを食べ物にみたてて。
大自然の中でうさぎと一緒におままごと!娘にとっては至福の時です。

息子は一通りうさぎと戯れると、レンタサイクルを借りて、パパと一緒に島をぐるっと一周。

大久野島では今もなお、発電所や毒ガス工場、毒ガス貯蔵庫などの戦争遺跡が当時の面影を残しています。

1時間ほどして帰ってきた息子
「ママしってる?せんそうってね……」
「ここの島は昔はね……」
と、跡地を周って戦争のお勉強をしてきた様子。

お昼は、大久野島のご当地バーガーを食べて、デザートにソフトクリーム。
「うさぎのはなくソフトクリーム!」
そのネーミングだけで子供たちが喜んだのは言うまでもありません。
ソフトクリームに、うさぎのはなくそ「チョコレート」がトッピングされています。
甘くて冷たいソフトクリームは、歩き疲れた子供たちを癒してくれます。

私が幼い頃訪れた「大久野島」は、戦争の傷痕を色濃く残し、人もなく、夏場でもどこか冷たく、こわい島でした。

それから数年の時を経て、私も母となり、我が子を連れて再度訪れてみると、可愛いお店やお土産屋さん、ホテルが立ち並び、うさぎと戯れる観光客で賑わっていました。
ノスタルジックな気持ちになる母とは別に、海と山の大自然に触れて、めいっぱいうさぎと遊んだ子供たちは、帰りの船に揺られてスヤスヤです。
あら、うさぎのフンを踏んでしまった子供たちの靴の裏、真っ黒です!
あ、私のお気に入りの靴も真っ黒!
あ~帰ったら、母はひたすら洗濯ですね。

大久野島へお越しの際は、汚れても良い靴で来られることをおすすめします。

広場県の大久野島、子どもはもちろん、大人もとっても楽しめるステキな場所です。
ぜひ、ご家族の思い出づくりにいかがでしょうか。